「バルティナも焦ってきてる。 そこで、葵ちゃんにはこれを預けておく」 「これ…」 新君に渡されたのはティアだった。 「もしアルティスがまた狙ってきてもこれがあればまず安全だしね 高いところから飛び降りても平気だし、50mを2秒で走れるよ ティアの力が発揮されるのはつけた時だから、学校の体育の時はポケットに入れておけばOK」 「あ、ありがとう//」 「お前、ティア使ってずるすんなよ」 「そんなことしません~っ」