「――――まずティアの事から話すね」 新君はそう言って話はじめた 「僕たちは普通の人間。 でも、ティアのおかげで少し特別な力を持っているんだ」 新君はあたしに腕を差し出した 「これがティア、正式名称はティア・リングス」 それは大きめのガラス玉がついているブレスレットって感じでガラス玉の中には雷のマークが刻まれている。 「刻まれている紋章はみんな違うんだ。」 「俺は炎のマークだ」 「私のは葉っぱのマーク」