「――――分かったわ。」 魔女はポケットに機械をなおすと向き直った 「私と一緒にきてくれない?」 「…嫌です。」 この人、悪い人だ。 「葵、逃げよ…」 「そうだね」 その時 ドンッ 「きゃっ!!」 紗月は弾き飛ばされて、尻もちをついている 「紗月っ、大丈夫!!?」 「うん、なんとか…」 何?今の… 手からなんか黒いのが出たような。