何あれ!? バカって何よ!! ほんと冷たい奴っ! 「…クールでかっこいい」 横を見ると紗月は落ち込むどころか、まだ扉を見つめてキラキラしていた 「紗月、これからどうする?」 「そりゃもちろん、探険でしょ☆」 「え?」 必死に止めるあたしをよそに、紗月は図書館の周りの庭を探索し始めてしまった 「ちょっと、怒られるってば~」 「大丈夫大丈夫っ♪」 すると ガサガサ