「…何考えてるのかな?」 「別に…。」 シャルエットはあたしの腕を放した 「そうだ 葵、この世界を案内してやる」 シャルエットはそう言うとコンクリの壁に手を当てた 「何するの?」 「近道っ」 ドーンッ!! …一瞬にしてコンクリの厚い壁に大きな穴が開いた