背中を合わせて【完】

「んじゃ、お言葉に甘えて。」


「おう!俺はちょっくらコンビニ行ってくるから、帰るとき連絡くれよ。」



圭と零を学校に残して、先輩は車をコンビニへと走らせた。



「圭もあと数ヶ月でこの学校を卒業するんだね。」


「そうだな。」



私服姿の零に圭は自分のブレザーを背負わせて、校内の人気がないところを歩いて行く。



「それよりちゃんと卒業できんの?」


「お前と約束しただろ。高校だけはちゃんと卒業するって。だから俺は何がなんでも3月で卒業するよ。」


「そっか、よかった。」