背中を合わせて【完】

「あの...とりあえず、ありがとう。」



好きだったということを告白してくれてありがとう。


好きになってくれてありがとう。



「本当はこんなこと言うつもりなかったのに、零のやつ俺の気持ち無駄にしやがって。」


「?」


「言いたいことは言ったから、じゃぁな。零とはそのうちちゃんと話せよ。」


「う、うん。ありがとう。」



圭は階段を降りて行った。