その時、カチャッと生徒会室のドアが開いた。

「武田いる?ファイル忘れた。」

副生徒会長の原秀喜だ。

私たちを見て驚いていた。

「おまえ!こんなとこで女を脱がすなよ。やるなら他でやってくれ。

例えば、体育倉庫とか、プールの裏の木陰とか、他にもあるだろ?」

「原!ふざけてないで、そこをどけっ!」

私を抱き上げた生徒会長は副生徒会長をにらんだ。

「ジョークだ。う~ん、Dカップだ、いいね。」

原さんは私のむき出しの胸をチラリと見て言った。

武田さんは原さんをにらみつけながら言った。

「後で話しがある。いいな?」

「おぉ、怖っ!」と言いながら原さんは私にウインクをした。

原さんも武田さんに負けないくらい背が高かった。