「武田さん、私が嫌がってもやってね、お願い。」

「大丈夫、朝までたっぷり時間があるだろ?」

初めてなのに思っていたよりも痛くなかった。

もっとひどい激痛を覚悟していたから。

それとも彼が上手にやってくれたからかしら?

「あの、武田さん、時間はたっぷりあるけど、

ヴァージンなのに、何度もやっちゃうの?」

彼のクリアな眼鏡がキラリと光った。

「桃が可愛いから、もっと可愛がってあげる、こうしてうつ伏せになって。」

「ぃ、いやぁ、そんな格好ッ!」

彼はうつ伏せた私の背後から耳たぶにキスした。

そして耳元で言った。

「桃が嫌がってもやっていいんだろ?

そうだよな?確かそうお願いされたと思ったが。」

武田さんの声は独特だった。

風邪を引いて寝起きの時のような

少しかすれた低い声でそんな風に言われると、

私は震えて目を閉じるしかなかった。