「まだ好きだから?まだその人を愛しているから?

その人のことを忘れたいのに忘れられないまま、

本当は忘れたくないままでいたいから?」

「やめろ!もう何も言うな。」

「私が武田さんを想うことが迷惑なら、私、飽きめられる。

つらいけど、私の想いは誰にもわかってもらえないけど、

私にとってそれでも恋だから、

いろんな恋があってもいいでしょ?

私、お互いに愛し合える人が見つかるまで恋がしたいの。

人を想うことって大切でしょ?

決して忘れてはいけないことだと思うの。

私がどんなに想っても届かないけど、

伝えることはできたから。さよなら。」

私は生徒会室を出て廊下をトボトボと歩いた。

全部言えてよかった。

武田さんのキス、嬉しかった。

部活をさぼったまま家へ帰った。