「おいっ!君ッ!大丈夫か?」

僕は夏服のワンピースから出ている白い足が

真っ赤に日に焼けているのを見た。

いったいいつからここに倒れているんだ?

肩にそっと手をかけた。

「おいっ!しっかりしろっ!」

見覚えのある三つ編みだった。

「おいっ!桃!」

「ん?う~ん?ふぁ~、眠っ。」

彼女はムクリと起きた。

「あっつぅ!足がヒリヒリする。何で?」

彼女は自分のふくらはぎの裏が真っ赤に日焼けしているのを見て

びっくりしていた。

「やだっ、こんなに焼けちゃった。」

「桃!」

「えっ?誰?」

まぶしいのか、手をかざして僕の方を見上げた。

「た、武田さん!どうして?」

「どうもこうもない。全く君は心配ばかりかける。

さっ、立って、来るんだ!」

「えっ?どこへ?」

「足を冷やすんだろ?決まってる。」

僕は桃を連れて4階の生徒会室へ上がった。