「あ、紗菜!」 急に葵に呼ばれ、バランスを崩した。 「きゃっ!」 でも、下はベット。 別に落ちても痛いわけじゃない。 ちょっと、勢いよく落ちるだけ…そう思ってたけど、全然そうじゃなかった。 「あ、葵…?」 「馬鹿…」 葵が私の頭に手をやり…ベット以上にふわっと助けてくれた。