俺は紗菜から逃げて風呂場へ向かった。 …紗菜って本当に自覚ねぇというか、鈍感…いや天然というのか。 俺だけか?こんなに悩んでるの。 あぁ、畜生。男らしくいねぇと。 俺はゆっくり風呂に浸かった。 「…アイツ、相当な天然だな」 そんなことを考えかれこれ30分は浸かっていた。