恐る恐る葵の顔を見ると真っ赤な顔をしている。


…え!?


「熱でもあるの!?」


「ねぇよっ!…はぁ、無自覚」


「…誰のこと??」


「なんでもねぇ!」


…葵は息を上げて、ため息をついた。


「とにかく部屋行くぞ」