「分かってるよ!」 え?何がって?? …手をつないでいることです…。 鞄で手を隠しています。 「…あーなんかこういう陰で何かするのって嫌なんだよね」 「え?…でも、仕方ないじゃん!」 「んー、ま…そうだけどさ。ちょっとくらい表に出てやってもいいだろ?」 …そう言って私の唇に軽くキスした葵。