巫女と王子と精霊の本




「いい歳をしてだらしないのも考えものです!上に立つものとしてですね……」


以下省略、と付け加えたいほどセレナの説教は長かった。


三人庭園に正座してセレナの説教を聞く。



「ちょ、なんとかしてよ姫サン!」


小声でセキが助けを求めてくる。


「無理だよ、殺されちゃう!」



必死に首を横に振る私にセキも確かにと頷く。



「おい、聞こえるぞ、静かにしろ」


エルシスも必死に私たちを注意する。


「何かおっしゃりたい事でも?」


セレナの一喝に皆同時に首を横に振った。


「では続けます」



そうしてセレナの説教は数時間続いた。