巫女と王子と精霊の本




「私、確か……」


エルシスと話してて…
それで…………



「っ…!!」


抱き締められたんだ!!
思い出した瞬間顔が熱くなる。


でも、エルシスが好きだって思った瞬間胸が苦しくなって…


「…これが呪いなの…?」



でも私、その痛みさえ愛しいと思った。私がエルシスを愛してる証だから…


想うだけなら許されるのかな…
言葉にはしないから、想うだけなら…



「巫女様?」



セレナは心配そうに私を見つめる。


「あ、ごめんね、ぼーっとしちゃって」



いけない、しっかりしないと!
セレナが心配する。