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「……んっ……?」
瞼をゆっくりと開ける。
見慣れた天井が目の前に広がっている。
「…ここは………」
じめじめとしたあの檻のある場所じゃない…
ラミュルナ王女もいない…
「…夢?」
ラミュルナ王女に触れた手の感触、あの薄暗くて寒くて…
肌にまとわりつくような湿気も、夢?
あの出来事は本当に夢なのかな…?
―コンコンッ
「失礼します」
「……あ、セレナ?」
「…………………!!」
セレナは私を見て固まる。
え、セレナ!?
固まってる!?
「…良かった……目覚められて…」
セレナはよろよろと歩み寄ってくる。
そのままベッドに座る私を抱き締めた。
「セレナ……」
「…もう3日、3日も眠って、いたんですよ?」
セレナの声が震えている。
そうか、私3日も寝て……
「えっ!?3日も!?」
「はい」
ありえない。
というより記憶が曖昧だ。
私、いつ眠って……
「パーティの日、エルシス王子が気を失ったあなたを抱えて広間に駆け込んで来たんです」
エルシス王子が……?


