「俊汰、大好きだよ…っ!」



俊汰は一瞬驚いた顔をしたあと、



「…俺は世界で一番、深遥のこと愛してっから。」


世界で一番嬉しい言葉をくれた。


きっとあたしたちはやりなおせる。


こんなにもお互い思いあっているから。


この何億人といる人の中であたしたちが出会えたのは奇跡だよね。



この奇跡を大事に、これからも俊汰と歩いていくよ…―――




<完>