続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

飲んで騒いで、家に着いたのが午前1時。

明日、いや今日はアレックスが迎えにくるのが4時半か。

ランニングと筋トレが1時間で...、3時起床だな。

よし、いけるな。
この時間ならまだ起きてるだろうから、今から電話してみようか。

ゴチャゴチャ考えていたって、俺の頭では結局解決案が思い浮かばないんだ。

下手な小細工はやめて、直球勝負するしかない。



「もしもし?起きてたか?
遅い時間に悪いけど、聞いてほしいことがあるんだ。」


「...明日は午後入りだから大丈夫ですけど、先輩は早いんじゃないですか?」


「明日は3時起床だな。」


いつもよりは多少睡眠時間は短いが、飲みに行ってなかったとしても、撮影中の睡眠時間は満足にとれる日なんてめったにない。

移動中や待ち時間に睡眠をとる、こんな生活にも、もう慣れてきた。


「な...、もう1時過ぎですよ!?
早く寝てください!」


「分かってる、この電話が終わったら、寝るから。
5分だけ。」