続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

思っていたよりは多少撮影が長引いたが、今日を逃すといつみんな揃うか分からないので、予定通り歓迎会を決行することにした。

帰りの車の中でアレックスをもう一度誘ってみたけど、誘うだけ無駄だったみたいだ。


「おつかれー。アレックスさんは?」


「ああ...、そんなことやってる暇があるなら歌やダンスの練習しろ、だと。」


いつもの居酒屋でメンバーと合流。

俺が一番最後だ。

アレックスの歓迎会なのに主役がいないという、もはや、やる意味が分からない歓迎会。


「言いそう!私、アレックスって苦手。」


メイリンの言葉をきっかけに、厳しすぎるだの、香港活動が苦痛だの、次々に言い始めた。

...そうとうアレックスへの不満が高まっている。

お前たちはまだいいだろ。

俺なんて毎日のように、朝から晩まで一緒だぞ。

しかも移動中はマンツーマンだ。