続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「アジアツアーのことは、わざわざ伝えてみんなを動揺させたくなかったんだ。
接待って...誰から聞いたか知らないけど、ヨンウナが心配することじゃないんだよ?
リーダーが行くのが当たり前だし、ただでお酒飲めてラッキーなぐらいなんだから。」


「いや、何言ってるんですか。
心配するな、なんて無理ですよ。
グループの問題なんだから、何かあったら俺たちにも話してもらえますか?」


上下関係に厳しい家庭で育ってきた俺が年上に意見するなんて、今まででは考えられないな。

ヒョンス兄やソンミンは割とゆるいけど、韓国では一つや二つの差であっても、基本的には年上の言うことが絶対だ。

親の世代に比べたら、最近はそこまで厳しくはなくなってきたが。

それでも俺にとっては、年上に意見するということは、すごく勇気のいることだ。

兄さんはハーフだし、ソンミンは韓国にいた年数が短かったから変わってるだけで、韓国では俺みたいな方が普通だ...と思う。

そんな俺もあいつらに毒されてきたのかもしれない。

自分の意見を言いたいと思ってしまうなんて。