続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

後先考えずに部屋を飛び出して、近所の公園のベンチに一人座る。

都会の夜は長いとは行っても、さすがに夜中の三時に公園にいる人はいない。

こんな夜中に二十代の男が泣きながら公園にいたら、芸能人だとバレる前に職務質問されるかもしれない。

それでも、どうしても部屋に戻る気にはなれなかった。

明日の仕事に備えて、眠れなくても早く家に帰って体を休めないといけないのに。

......こんな時にまで仕事のこと考えて、ばかだな、俺は......。

こんなんだから、みんなから怒られるんだな。

メンバーがいなかったら、一人きりだったら、俺はもっと前にダメになっていただろう。

彼女と別れた時も、辛いことがあった時も、メンバーがいたからがんばれた。

そんな大切な仲間を自分の手で傷つけて、失ってしまったんだ。

もう俺はMiracleにいる資格なんて......。