続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

メイリンが夜食を食べたいと言い出し、俺もお腹が空いていたので、俺の部屋で買い置きのカップラーメンを一緒に食べることにした。


「私が作ってあげる!
インスタントラーメンは作るの失敗したけど、カップラーメンは上手に作れるんだから」


「......お願いしようかな」


お湯入れて待つだけなんだけど。

カップラーメンさえも上手に作れなかったら困るよ。

だけどそんなことを言うメイリンがなんだか可愛くて、彼女を軽くイジリながらも、部屋までなごやかな雰囲気で歩く。








しかし、そんななごやかな雰囲気だったのに。

玄関のドアを開けてすぐに予想外なところにあったダンボールにつまずいて、チャックが空いていたのかカバンの中身を床にぶちまけてしまった。

誰かが通販頼んだんだろうけど、玄関に置きっぱなしにしないでよ。


「兄さん大丈夫!?
コレ落とし......え?何これ......」


ダンボールを置きっぱなしにした犯人を推理しながら、床に散らばった荷物を拾っていたら、メイリンから何かを渡される。

その瞬間、部屋に置きっぱなしにして誰かに見つかるとまずいと、それをカバンに入れておいたことを後悔した。