続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「兄さん!おつかれ、今帰り?」


アパートの駐車場に着くと、ばったりメイリンと会ったので、話しながらエレベーターの方に向かう。

ラジオの仕事を終えて、今帰ってきたところらしい。

時計を見ると、すでに午前二時を過ぎていた。


「夜遅くまでおつかれさま」


「兄さんもでしょ。
こんな時間まで仕事?」


「んー、兄さんは偉大なる社長からのありがたいお説教」


「超うざいね。何かひどいこと言われた?」


心配そうなメイリンに大したことないよと安心させるように笑った。

好き嫌いが激しく、感情的なところがあるので誤解されやすいが、メイリンは本当は優しい子だ。

いつも俺は、その優しさと明るさに救われるんだ。

他のメンバーのこともそうだけど、恋愛関係にはなれなくても、俺はメイリンのことをすごく大切に思っている。