続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

したたかだったり、やさしかったり、訳わからなかったり......それでいて時々可愛くて。

本当に、お前はなんなんだよ......。


オッパ、サランヘヨと言っているジェニーから本を奪い取って、それをパラパラと見たら、びっしりと書き込みがしてあった。

けっこうがんばってるみたいだな。


「はいはい、俺もサランヘ。
......なあ、俺のどこがそんなにいいんだよ?
前も言ったけど、他にかっこいい男はたくさんいるだろ」


俺とジェニーは共演する前は全く接点がなかった。

そうなるとジェニーが俺を気に入ったのは外見なんだろうけど、どうも納得できないんだよな。

自分で言うのもなんだけど、一般の子ならともかく、目のこえている芸能人が一目惚れをするほど、自分がかっこいい男だとは思わない。


「ヨンウンが一番かっこいいよ。
世界で一番、かっこいい」


「そんなわけあるか。
そうか、お前は頭がおかしいだけじゃなく、目もおかしかったんだな」


「なにそれ!私の魅力に気がつかないヨンウンの方が頭も目もおかしいよ!」


さっきも似たようなこと、ペーターから言われたな。

その頭も目もおかしい男が好きなのは、誰だよ?