続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

番組の中のこととはいえ、ジェニーとデートなんかしたら、俺は香港や台湾の男全員から恨まれるんじゃないか?

ジェニーの事務所も台本がない番組なんてよく許可したものだ。

俺がどれだけ拒否したところで、仕事なんだから、結局はやるしかない。

ジェニーが嫌だと言えばすぐ中止になるだろうけど、俺が何か言ったところで何の意味もないだろうな。



「なあ、まさかとは思うけど、お前がゴリ押ししてデートの撮影が決まったんじゃないよな?」


「いくら私でも、そこまではしない。
そんなことしなくても、プライベートでいくらでもデートできるじゃない。
私からの誘いを断る男なんているの?」


...いないだろうな。
俺だって、こうして来てしまったわけだし。

でもなあ、他にも言い寄ってくる男がたくさんいるなら、その中から選べばいいじゃないか。

俺に執着する意味が分からない。