続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

楽屋に戻ってから二人とも冷静になったのか、また気まずい雰囲気に。

危なかった...!
現実と演技の区別がついてなかった。

でも...今がチャンス?

さっきのは本当の気持ちだよとか言えば...。


...やっぱり無理!
そんな恥ずかしいこと言えるわけない。

いや、ソンミンは何十回も階段かけあがってくれたんだから、それくらい...!

いやいや、それは演技だったし...。



「さっきのさ、本当だったら良かったのにって思っちゃったよ。
そんなこと、あるわけないのに。
仕事だから割り切れって言ったのに、自分の方が割り切れてないよね。」


心の中で葛藤していたら、ソンミンに話しかけられた。

これは...!

ここで言わなきゃいつ言うの!

これを逃したら、きっと一生言えない。


「ソンミナ...、私ね...!」