続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

苦労して出来上がったものは、どうしてただのインスタントラーメンをこんなにまずく作れるのか不思議なくらいの味だった。

途中でお湯がふきこぼれて水を足したり色々してたら、麺は伸びきって、野菜はドロドロ。

大人しくカップラーメンにしておけば良かった。


「食べなくていいよ。
...捨てるから。」


一応器に分けたけど一口食べただけで、人間の食べ物じゃないと分かったので、食べようとしていた兄さんから器を奪いとる。


「お腹すいてるから食べるよ。
食べないならメイリンの分ももらう。」


止める私の言葉も聞かずに、二人分のラーメンを残さず食べる兄さん。

いくらお腹がすいてるからって...絶対まずいと思う。

味覚障害じゃなかったよね?

ソンミンが帰ってきたら美味しいもの作ってくれるだろうに。

それでも...食べてくれたんだ。