続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「メイリン何して...って、たまねぎの皮はむかないと!
水ももっとたくさん入れないと野菜煮えないよ?」


鍋に水と野菜を入れて火をつけようとしてたら、台所にきてゴチャゴチャと口を出す兄さん。


「分かってるってば!
今やろうとしてたの!」


言われた通りにたまねぎの皮をむいて、水を大量に足した。

普段料理をほとんどしない私の料理スキルは限りなく低い。

それでもたまには自分の力で好きな人に料理を作ってあげたいの!

兄さんより料理下手なんて情けなくなるよ。


「今度は入れすぎだよ!
なんでもやしを細かく切ってるの!?
あの...、本当に大丈夫?
兄さんが作ろうか?」


「大丈夫だから!
気が散るから兄さんはあっちいってて!」


私の周りをウロウロしてまだ何か言おうとしている兄さんを台所から追い出して、ようやくコンロに火をつけた。