続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「これ以上兄さんに迷惑かけられないよ。
とくに私は兄さんの重荷でしょう?」



「重荷なんじゃなくて、みんながいるからがんばれるんだよ。
わがままかもしれないけど、いつまでもメンバーの面倒を見て頼られていたいんだ。
だけど、本当は俺の助けなんてとっくにいらなくて、必要とされてないのかもしれない。
メイリンまで、さみしいこと言わないで...」


あの、そんな急に語り出されても...。

起きたばかりで、まだ働いていない頭で必死に返答を考える。

誰よりも優しくて、さみしがりやな兄さんは1人になるのがきっと嫌なんだ。

そんなこと考える必要なんてないのに。


「わがままだよ。
年だってそんなに変わらないし、私たちだって大人になっていくんだから。
でもね、みんな兄さんのことが...大好きなんだよ。」


私は兄さんを愛してる。

それはもう病的なくらいにすごく、すごく愛してる。

この気持ちが叶わなくても、迷惑をかけるだけだとしても。

それでも、兄さんを。

ねえ、お願いだから分かってよ。

私がみんなとは違う意味で兄さんを好きだってことを、なかったことにしないで。