「私、お父さん、いないんだ。」

「え?あ、そうなんだ。なんか、ごめんな。」

「ううん。」

ヒロになら・・・お父さんの話しても良いよね?
お父さん。

「ヒロ、お父さんの話、してもいい?」

ヒロは黙って頷いた。


「あのね、私、説明とかヘタクソだから、変な感じになるけど...
私のお父さんは、私が遊んでる時にね・・・」



そう。
あの日は、とても天気の良い日だった。

ちょうど、お父さんのお仕事がお休みで、私が『公園に行きたい』って言ったんだ。

そのとき、私はまだ6才だった。