「あれ?」


そんな私の視界に入るのは小学校低学年くらいの女の子。


一人でキョロキョロしてる。


「迷子かなぁ?」


私は気になって女の子の方へ近づこうとする。


が。


「迷子?めんどくさいよ〜。二人でいれないじゃん?」


日向は私の腕を掴んで嫌そうに女の子を見てる。


可愛くないよ!!日向!!


「もう一生許してあげない!!」


日向の腕を払って女の子の方へ歩く私。


「もぉー。わかったよ〜。」


めんどくさそうにため息をつく日向。


やった!!

初めて日向に言うこと聞かせた気がする!!