「あーあ。そんなに素直になられちゃ、本当に歯止め効かなくなりそう。」


「え?何か言った?」


日向が一瞬真顔で何か言ったような気がしたんだけど.....


「ん?何のこと?それより、キスしない?」


日向は悪魔のごとく微笑んで私に囁いた。


「突然何さ。」


キスって朝っぱらから。


「突然じゃないよ。煽ったのは、そっちでしょ?」


「ちょっんんっ。」


色っぽい日向が私に近づいて甘いキスを落とす。


それは本当に深くて甘いとろけそうなキス。


「ひなっん。」


「ずっとずっと、一緒にいようね♪」


天使な悪魔は今日も私に微笑むのです。



悪魔の如く。




END.