「良いよ。 あ、でも起きてたら、だからね。 絶対じゃないからあんま期待しとかないでね」 「ううん、全然平気。 期待しとくね」 「お前人の話聞いてたか」 呆れたような声で言われる。 「聞いてたよー。じゃあ、よろしくお願いします」 「はいはい了解。じゃあ、勉強頑張って」 「うん。竹沢くんもね」 電話を切るタイミングが分からなくて、二人で 切って良いよ の言い合いになった。 最後は恵の方が切って終わったが、切った後笑みがこぼれた。 ――楽しかった。