「あぁ!そうだよ!俺の得意分野だ!なんか文句あっか!!!」

文句なら大ありだ。男がやる事はやっておいてあとは責任取らんで逃げんのか。それでも男なのか?こいつは。。。

そう亜夜が言おうとしたら、だいちが口を割って入ってきた。

「てめぇ!それでも男なのか!!あぁ?!男ならちゃんと責任取れや!!」

周りの奴らは理解が出来てないようだ。そりゃそうでしょうねw話してないし。分からない話しして混乱すんのが正しいなw

「お前らにはまたあとでちゃんと話すから。大丈夫だよ。」

他の奴らはそれだけ言うと、理解したっぽいようだwみんな口々に言って承諾してくれた。そんだけでも今はいい。

それどころじゃねー。だいちはあんな奴にブチギレてる。あれこそあかんだろw

「だいち!あとの怒りは殺る時まで取っときな。亜夜が話するって。」

「あ、すいません。」

ぃゃ、、、謝る事はないんだけど。。。でもこいつには感謝しかない。将太がいなくなった時も元気になれるまで傍にいてくれたし。。。

まじでこいつには最高に感謝だ。

「責任?中学生で取れるとでも思ってんの?親にでも言えると?言えるわけねーじゃんよ!お前はそこまで頭回んねーのか!?ただの馬鹿だなw」

あー・・・もぅいい加減亜夜がブチギレる。亜夜の事、腹のことをグチグチ言うのは別に構わねぇ。ただ、だいち等に対して文句言うのは最高に許せたもんじゃねー。

「てめぇよぉ!!亜夜の事グチグチ言うのは構わねぇけど、こいつらの事グチグチ言うのは許せねぇんだよ!!!こいつらに土下座して謝れ。謝らなかったら、殺す。」

すると後ろから亜夜の名前を口々に言う声が聞こえた。これが亜夜の感謝の気持ちの表し方だから。これ以上の感謝の気持ちの表し方なんか知らないから。

すると前から変なうめき声が聞こえた。聞こえた瞬間に振り向いた。でも、この時にはもぅ遅かった。

グサッ!!

鈍い音がしたと思ったら、目の前に博之が居た。腹に違和感を感じて、腹を見ると、、、

え。。。。。。。。。

その瞬間意識が遠ざかるのが分かった。

向こうの方では、「亜夜さあああん!!!!!」って叫んでる声が聞こえた。

なにが起きたんだかは分からない。だけど、刺された。その事は分かった。軍団の一人が電話をかけてて、だいちは殺しにかかっていた。

それ以降の事は記憶にない。

そのまま亜夜はひと時の眠りについた。