昼、か…。


時計を見てみると11時間半だった。

昼ってことは12時すぎくらいかな?


そのまえに家を出て時間を潰そう…。


あまりあの3人には会いたくない。



ボクは、さっさと準備をすませ死んだ両親の指輪をつけたドッグタグを首にかけて家を出た。




家を出たあと適当な店に入り、朝食という名の昼食を食べた。


食べていると、バッグの中に入れておいた携帯が鳴りだす。


どうせ由紀さんだろうと思い無視しようと思ったが一応出てみた。


「…もしもし。」


「テメェ、今どこにいやがる!」


由紀さんだと思って出たのに烙刃さんでしたか…。


「…別にどこでもいいでしょう?」

「昼に行くっつっただろうが!」


なんでこの人こんなに怒ってるんだろうと思ったがあえて言わないでおこう。