『っ…………………!』 私が、意を決して踏み出した瞬間。 「近藤さん!!こちらに」 あっ。 あれは、山崎さん? そのまま、近藤さんは山崎さんに連れて外に出て行った。 私の体は、まだ踏み出したまま。 よかっ…!!!!!! 私の意思が弱くなる前に、それは一瞬の時の如く……… 私を動かした。