胸に熱い想い抱いて

他愛もないやり取りを続けていたが、
不意に言葉が途切れる。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ったからだ。

「そろそろ戻れば?」
「だな。戻るわ」
「……って言ってもお前私の後ろだよね」
「そうなんだよ、斜め後ろ」
笑いながら言葉をかわし別れる。
後ろから、ガタッという音がして着席したことが分かる。

学校に来るのが、楽しくなりそうだった。