胸に熱い想い抱いて

毎年恒例のその問いも落ち着いてきた4月の下旬。
昼休み、机で腕を香箱の様にして寝ていると、ふと気配を感じた。

顔を上げると、そこに居たのは男子だった。
何をするでもなく、ただ咲人を見つめて突っ立っている。