「ねぇ、ミサ。 きょうは海へいこうよ!!」 「いいねぇ!海、いこう!」 あたしたちの住んでいるところには、近くに海があった。 町はそんなに人は住んでいなくて、静かで、町の人みんなが家族みたいだった。 都会みたいに栄えてるわけじゃないけど、あたしたちはこの町が大好きだった。 そんな大好きな町の中でも、 特にあたしたちが好きなところが海だった。