蒼空~キミの名前を呼ぶ~




――――――――――…




「ね、ねぇ…まどか…」


「なに~?」





『なに~?』て、あなた…




「どうして…、
こんな高そうなお店にいるの!?」


「は!? なに言ってんの!!
クリスマスなんだから、少しくらい贅沢しなきゃ!!」





『当たり前でしょ』とでも、言いたさそうなまどかに押されて、あたしは渋々と高級感漂うお店に入った。




しかし、席に案内されるとあたしは目を輝かせた。







「なにこれ…、
めっちゃ美味しそうなんだけど…!!」





メニューに載っている料理の写真を見て、あたしのお腹も『ぐぅー』と反応する。





「ふふっ、早く選びなよ
お腹が限界だって言ってる」


「はいは~い!」



は…!!

ご飯に釣られるあたしって…単純?



ま、いっか!!