蒼空~キミの名前を呼ぶ~




「別に?」



相変わらずの素っ気ない返事。




「別に、じゃないよ!!
午後の授業は!?」



「サボり
別に大丈夫だろ?」




イ…イヤミにしか聞こえない…!!


『大丈夫だろ?』だと!?





「あのね!
蒼空は賢いから授業の1回や2回、休んだってどうってことないだろうけどね!?

あたしはバカなの!! バカ!!」





授業1回でも休んだら大変なの!!

休んでなくても大変なのに!!



その点、蒼空は賢い…。

学年で、常に10番以内には入ってる。







「じゃあ、話聞かなくていいワケ?」




ゔ…それ言われると……。


「サボりマス…」




だって、今は普通に話してくれてるけど…

明日になったら、また話を聞いてくれないかもしれない。





それは…ダメだ。