ただ、みとれていて、時が経つのを忘れていたあたしたち――…。




――…もう少しで夕日が沈む。



「また…、ぜったいに来ようね。ソラ…。」


「うん…。」









キミはこの約束を覚えていますか?



あたしは、一度だって忘れたことはないよ。









これからもずっと一緒だと思っていたあたしたちの関係に終わりがくる――…。