その日はとことん飲んだ。 時折寂しそうな顔をしていた美帆も 楽しそうに笑っていた。 今の俺の役目は 笑顔にしてあげること。 それから数日 バイトの日以外は一緒に遊びに行ったり 飲みに行ったりした。 今まで以上に美帆の事を知れて 一緒にいると居心地の良さを感じた。 前と変わった事と言えば 美帆から連絡がくることが増えた。 俺にとっては至福の時だった。