「ふぅ、ギリギリだな」
「よかったぁ・・・・」
「お前の寝起きの悪さも考えものだな」
「シオには言われたくない!!」
はいはい、と私の言葉を軽く流すのは親友の【雲雀 シオ(ヒバリ シオ)】。
女と男の友情なんてない、って言う人もいるけど私はシオとならそんなことないと思うんだ。
「あ!侑、シオおはよっ!!」
「おはよ、愛耶!」
「・・・・・・」
「え、ちょっ!シオはスルー!!?」
「・・・・朝からあのテンションはウザいよな?」
「あぁ」
「怜華まで・・・・・」
教室に入って最初に声をかけてきたのは【櫻井 愛耶(サクライ アヤ)】。
無駄にテンションが高いいじられ役。
私の一番の女友達。
シオの言葉に同意したのはそんな愛耶の幼馴染の【甘木 怜華(アマギ リョウガ)】。
愛耶と違って口数は少ないけど毒舌。
シオの一番の男友達。
二人とは中学からの付き合いで気を使わなくていいから学校で一緒にいたりよく遊んだりする。
「逆に何で朝からそんなハイテンションでいられるのかが俺は知りたいね」
「え、逆に何でそんなローテンションなの?」
「・・・・ダメだ、話が通じない」
「諦め早っ!!」
「愛耶と話すと疲れるからな」
「怜華も味方してくれないんだね・・・・・」
まぁそんな馬鹿なやりとりから私たちの一日は始まる。

