やだ!

紫苑のことばかり考えている…

なんでだろう…?


サ「小春。紫苑に何かされたら
  すぐ言いなさい!」


暁「そうだぞ!
  すぐだからな!」

小「ありがとうございます!
   お母様!お父様!」



ディ「では、サクラ様、暁様。
   結婚の儀式は3ヶ月後に…」


ちょ、なにそれ!!聞いてない!!!


マ「もう決まったことらしいです。
  まぁ、もし嫌なら儀式の後に
  離縁とか…でしょうか。」


小「まじ?」

性格を直しにきたんじゃなかった?


マ「まじです。」


小「じゃあ今すぐに…」


マ「あぁ…あんなにサクラ様と暁様が
  小春様のこと気に入ったのに…
  今まで一度もあんなこと
  なかったですからねぇ…
  がっかりするでしょうね…」

小「わかったわよ!
  ただし、儀式やった後
  すぐに離縁よ!!」


マ「(それはどうでしょう?)はい。」


すごい怖い笑み…

逆らわないが身のためだ。


でもこの時
バカな私は知らなかったんだ。

性格を直すのに婚約は必要だったのか。

いらなくね?