暁「ナギト!!
  お前だぞ!?
  皆悲しんでたんだぞ!?
  お前の弟子達だって!!!!」


[そうか。悪いことをした。
すまない。]


そんなこんなで
何分か話をした。


そして夕暮れ時。

気を使って家族水入らずにしてくれた。




[そろそろ帰らなきゃ。]


え、もう??

[あぁ。]


…そう。


そう言ってる間にも
どんどん体が透け始めた。


[小春!!
本当にあなたを愛していたわ!!!]

うん!!!私もよ!

お母さんが歌ってくれた子守歌!!
あれ最愛の人に向ける歌だったんでしょ?

ありがと。

それを知ったとき
とっても嬉しかった!!!

[もちろん!俺も愛してる!!]


ありがと!!
私も愛してる!!!!!

お父さん!武術を教えてくれてありがと!
おかげでとても強くなれた!!!





2人にはどれだけありがとや愛してるを
いっても足りないくらいだわ!!




ありがと。










大好き。










そう伝えると2人は

とても優しそうな微笑を顔に浮かべながら




静かに




死後の世界へ




帰っていった。