「…美玲…好きだよ…これからもずっと…」



「…っ…ひっく…う、ん…」



「…だけど、ごめん…」



「…っ…えっ…?」



これで最後とでも言うように優しくギュッと抱きしめてほほ笑んでくれた。



君が私から離れていく。



さっきまで暖かかった筈なのにどんどん寒くなっていく。



そして、私は意識を手離した…