可愛い芹霞が…もっと欲しくて仕方が無い。
喘ぐような可愛い芹霞の声が、僕を煽るんだ。
「彼氏サンから…愛情…補給…しないとね…」
僕は芹霞の首筋を触った。
首から肩、鎖骨にと…手を滑らせる。
赤い薔薇の痣にも負けずに咲き乱れる僕の華。
消えずに、紅潮した肌にくっきりと鮮やかに浮かび上がる。
僕が愛の軌跡を辿るように、指で芹霞の柔らかな肌を楽しめば…びくんと芹霞が反応して、甘い声を漏らした。
その吐息と溶け合いたくて、また貪るように芹霞に口付ける。
君で潤っている僕の中を感じて。
もっと僕を好きになって。
君の熱さが…僕に煽られて、僕に夢中になって。
僕に溺れて、僕を求めて…乱れてくれよ。
君の中にある僕への小さな心が、大きく膨らんで…理性がなくなる程強く、僕だけを渇望して欲しいんだ…。
「僕の中に…舌を入れて…?
んっ…そのまま…こっち…」
おずおずと…僕に誘導されるまま、吐息交じりに僕の唇に差込まれたその舌に、僕の意識の方が乱れそう。
さっきの歯の探索とは違う官能的な味わい、主導権が変わったよう錯覚に…僕の体に甘い痺れが走る。
ああ…たまらないね。
舌の動きを変えれば、水音から卑猥な粘着音に変わる。
本当にたまらない。
ああ…僕、今までこんなに相手を求めたことなんてないのに。
「おい…しい…」
芹霞から漏れた言葉に、思わず薄目を開けた。
芹霞の瞼から指を外せば、とろんとした瞳を向けられて。
芹霞の顔が…あまりにも淫猥すぎて。
その艶に…噎せ返りそうで。
「玲…く…んっ」
何ていう…声出すんだろう。
何処まで…僕を煽るつもりなんだろう。
「ん……」
待って…。
僕の頭を両手で固定させて…何で体を、そんなにぐいぐい押し付けてくるの?
さすがにそうされると、やばいから。
僕は慌てて、芹霞の手を掴んで恋人繋ぎにして、その動きを抑えた。
だけどキスはやめられない。
まるで麻薬のように…止められない。
どちらの喘ぎか判らぬ、短い声が漏れて…それがまた耳を刺激して。
止らない。

